第97回 乳がん(Breast cancer)

乳がんはアメリカ人女性に多い悪性腫瘍ですが、日本人女性でも1996年に罹患率第1位の悪性腫瘍になりました。日本人女性の20人に1人が乳がんになるとも言われています。毎年4万人以上の日本人女性が乳がんになり、1万人以上が乳がんで死亡しています。乳がんは早期発見すればほとんど治癒できますので、早期発見、早期治療が望まれます。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 2 10月 2008

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第22回 糖尿病(Diabetes Mellitus)

現在アメリカで糖尿病の人は1600万人以上いると言われ、そのうち、成人型糖尿病(2型糖尿病)の人は1400万人程度と見積もられています。また、2010年までに、世界の糖尿病人口は2億5千万人にまで膨れ上がるであろうと、推測されているのです。日本クリニックにも多くの糖尿病の患者さんが来られますが、今回は特に、2型糖尿病について説明してみましょう。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 26 9月 2004

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第38回 アメリカでの受診の仕方 = アメリカへ来られて間もない方へ

アメリカと日本の医療は医師の受診の仕方から違います。今回は最近アメリカへ来られた方へオリエンテーションをしてみましょう。 健康保険について まず、アメリカの医療費は日本に比べると数倍も高く、健康保険なしでアメリカに滞在するのは極めて常軌を逸していると言えます。10日程度ICU(集中治療室)に入院して2000万円近く請求された例もあるぐらいです。短期滞在者や留学生は日本で発行された海外旅行傷害疾病保険を持っている方が多く、これは原則的に何処でも受診できるのでとても便利です。ただし、保険に加入する前からある疾患に対して、あるいは同じ疾患で180日を経過するとは保険がおりません。また上限があるので、ICU(集中治療室)に入院するようなことがあると、保険支払い限度額を超えてします可能性もあるので注意してください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第68回 萎縮性膣炎(Atrophic Vaginitis)

症状: 膣や外陰部の痛み・かゆみ、排尿時の違和感    58歳のOさんは、閉経後に何度も排尿時の違和感と頻尿に悩まされ、その度膀胱炎と診断され抗生物質を服用しました。今までは抗生物質も効いていましたが、今回は抗生物質もあまり効果なく、尿の細菌培養も陰性で、どうも膀胱炎ではなさそうです。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第31回 尿路感染症 UTI(Urinary Tract Infection)

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2002年2月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第60回 血尿(Hematuria)

血尿は比較的よく認められる異常の一つですが、原因は激しい運動から腫瘍に至るまで、極めて広範囲にわたります。大半は比較的心配の要らない原因ですが、高齢者だと癌 (がん)、子供だと先天性尿路奇形の可能性もあり、慎重な検査が必要になってきます。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 1 9月 2005

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第16回 伝染性単核症 (Infectious Mononucleosis)

症状:咽頭痛、リンパ節の腫れ、熱、疲れやすさ 22才の男子学生O君は、最近ガールフレンドが出来て、うきうきしていましたが、発熱とひどい咽頭痛が出てきたので近所の救急室を訪れました。溶連菌による扁桃腺炎と診断され、アモキシシリンというペニシリン系の抗生物質を処方されました。2日後、赤い皮疹が出現し、腹痛も始まったので、今度は内科医を受診しました。内科医は伝染性単核症を疑い、抗生物質を中止し、血液検査をオーダーしました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

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第30回 ブルガダ症候群(Brugada sydrome)

症状:失神、突然死、あるいは無症状 Kさんは、仕事中急に気を失いました。救急車で、近くの救急病院に運ばれ、いろいろ検査を受けましたが原因がわからず、心臓の専門医を紹介されました。後日心臓の専門医を受診したところ、ブルガダ症候群の可能性があるということで、心臓電気生理検査を受け、その結果、植え込み型除細動器(ICD)の手術を受けることになりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 5月 2005

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第50回 ガングリオン (Ganglion cyst)

症状: 手首や指の関節近くにできるしこり、痛み    36才の女性Pさんは、昔からテニスが好きで、週に3回ほどテニスの練習をしていましたが、ある日、手首のしこりに気づきました。様子を見ていると、しだいに大きくなり痛みも出てきたので医師を受診しました。医師は、しこりの周りを麻酔し、注射器でゼリー状の液体を吸引しました。ガングリオンは、関節近くにできる小さなしこりですが、特に手首の背部によくでき、それ以外には、足首、指の根元などにもできます。20-40歳の女性に多く、特に、テニス、ボーリング、ゴルフ、体操など手首に負担のかかるスポーツを行なう人によく見られます。

気になる症状 | Ildong Kim | 土曜日, 28 4月 2007

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第67回 ビタミンとミネラル (Vitamins & Minerals)

アメリカでは様々なビタミン・ミネラルのサプリメントが簡単に手に入るので、健康増進の一環として、それらを常用したり、ハーブや酵素剤と一緒になったサプリメントを取る人も多くいます。中には、1日の必要量の数倍ものビタミンが含まれているメガバイタミンを取っている人もいます。ビタミンやミネラルは、1日必要量の1~2倍程度では害はないのですが、多量に取ると副作用も生じてきます。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 2月 2006

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その6 耳垢君、君は包囲された

今日は5才の男の子K君の耳掃除。耳掃除といっても耳掻きでできるような簡単な耳掃除ではないのです。耳垢塞栓症といって、耳垢が外耳道にびっしり詰まって、耳掻き程度では、とても出てこないような頑固な耳垢を、ぬるま湯による耳洗浄で取ってやるのです。

診察室 | Ildong Kim | 日曜日, 3 4月 2005

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第35回 耳鳴り(Tinnitus)

耳鳴りは外界には聞こえない音が耳や頭の中で聞こえることを言いますが、耳鳴りには、聴診器などによって他者にも聞こえる耳鳴りと、その本人にしか聞こえない耳鳴りの2種類があります。 耳鳴りと一口に言っても実はジーンという音やブーンという音、口笛様の音、呼び鈴様の音、といくつもの種類があり、時々起こる軽度で、注意しないと聞こえないものから、持続性で大きく睡眠や集中力に障害を及ぼすものまであります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第83回 自閉症 (Autism)その2

自閉症のスクリーニング  自閉症であるという診断は、早期発見・早期介入の立場から、なるべく早期に、それも正確に行う必要があります。ただ、自閉症の診断自体簡単ではないので、先ず自閉症の可能性のある子供を発見するスクリーニングが必要になります。自閉症の症状・徴候は1才半までに出ることが多いのですが、2~3才にならないと診断されないことがあります。2~3才で話し言葉の発達の遅延は顕著になっていくので、診断が容易になるものと思われます。前回で列挙したような発達の遅れ、自閉症の症状・徴候に気付いたなら、なるべく早く小児科医に相談して下さい。 小児科医は健診のたびに、簡単なスクリーニングで発達の程度を評価します。自閉症を疑うと、より詳しいスクリーニング手段を使用し、子供の発達や行動について評価します。スクリーニングの方法は、両親からの情報に基づいたものもあれば、医師の観察に基づいたものもあります。そして、自閉症の可能性があれば、発達の専門医や他の専門家に紹介されます。 乳幼児の脳は発達途上です、従って、早期発見・早期介入によって可能性を生かすことができるのです。ただ、どの年齢でも介入による利点があるので、発見が遅すぎるということはありません。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 24 6月 2007

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第26回 夏と病気 (熱による病気) 

日中の気温が上昇し、焼きつくような日差しが多くなり、いよいよ本格的な夏到来ですが、日中スポーツを行う人にとっては要注意の季節です。特にマラソン、トライアスロン等過酷で長時間行うスポーツは、熱と脱水による健康障害を受けやすくなります。熱による疾患は、程度の軽い順から、熱失神(heat syncope)、熱痙攣(heat cramps)、熱ばて(heat exhaustion)、熱射病(heat stroke)とありますが、いづれも外界の熱に対し、体の体温調整ができなくなった時に起こります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第80回 変形性関節症(Osteoarthritis=OA) 一番多い関節炎

変形性関節症はアメリカでも日本でも一番頻度の高い関節炎で、アメリカでは変形性関節症のある人の数は2100万人を超えています。変形性関節症は、年齢が上がると共にその頻度が高くなっていくので、高齢化と関係があると考えられていますが、高齢化社会時代の真っ只中にある日本やアメリカでは、生活の質の向上のために、今後さらに重要な疾患になっていくのではないかと思われます。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 土曜日, 28 4月 2007

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第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第39回 血管迷走神経反射 (Vasovagal Reflex)

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第30回 ブルガダ症候群(Brugada sydrome)

症状:失神、突然死、あるいは無症状 Kさんは、仕事中急に気を失いました。救急車で、近くの救急病院に運ばれ、いろいろ検査を受けましたが原因がわからず、心臓の専門医を紹介されました。後日心臓の専門医を受診したところ、ブルガダ症候群の可能性があるということで、心臓電気生理検査を受け、その結果、植え込み型除細動器(ICD)の手術を受けることになりました。...

第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

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第85回 腹痛 (Abdominal pain)

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第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

第60回 血尿(Hematuria)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

第55回 アメリカでの妊娠と出産

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

第59回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その2

第71回 無月経 (Amenorrhea)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

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死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

新入生向けのオリエンテーション

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US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

中間試験

Introuduction: An American Medical Student

Intensive Care Unit

Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Preceptorship: Learning in the Community Setting

轢かれた

集中治療室

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その3 エッチドクター? =思春期医療=

その3 エッチドクター? =思春期医療=

アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

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質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

その6 耳垢君、君は包囲された

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質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

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その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

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その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その8 渡米して驚く予防接種の数

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=