第7回 SARS (重症急性呼吸器症候群)

症状:発熱、咳、息切れ 今回は、世界を震撼させているSARS(Sever Acute Respiratory Syndrome = 重症急性呼吸器症候群)について説明します。 SARSの感染はSARS感染者の咳、くしゃみによる飛沫物か体液又は、それらの付いた物に触れるか、直接感染者の肌等に触れることによって、SARSウィルスが鼻、口、目などから体内に入ることによって起こりますが、感染すると2-7日の潜伏期間を経てまず発熱します。発熱は摂氏38度か華氏100.4度以上で、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、食欲不振、発疹、下痢などの症状が伴うことがあります。痰の伴わない咳、息切れ、呼吸苦などの呼吸器症状は発熱後2-7日して起こることが多いようですが、発熱とともに最初から出る例もあるようです。呼吸器症状が出現すると1-2割の人は、人工呼吸器が必要になる程急激に悪化していきます。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

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第51回 幽門狭窄症 (Pyloric stenosis)

症状:噴水状の嘔吐、脱水     Sちゃんは生後3週間の男の子ですが、お母さんが授乳する度に噴水のように吐くようになりました。吐いた後も、お腹がすいているらしく、無償におっぱいを欲しがります。数日して元気がなくなってきたので、Sちゃんは救急室に連れて行かれ、検査の結果、幽門狭窄症という診断で、丸2日点滴を受けた後手術を受けることになりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 土曜日, 28 4月 2007

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第21回 慢性疲労症候群(CFS = chronic fatigue syndrome)

症状:慢性的な疲れ、記憶力の低下、のどの痛み、筋肉痛 46歳のTさんは働き盛りで、毎日かなりの仕事をこなしていましたが、昨年より、疲れがひどく、いくつかの病院へ行き、様々な検査を受けましたが原因がわかりませんでした。筋肉痛や関節痛もあるのでリウマチ科の専門医も受診しましたが、「リューマチ科の病気ではない。」と言われただけです。知り合いに薦められて、ある内科医を受診、諸検査ののち、慢性疲労症候群の可能性があると言われ、抗不安薬を服用し、認知行動療法という精神療法を受け、その後徐々に快方に向かっていきました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

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第27回 細気管支炎 (Bronchiolitis)

症状:咳、呼吸困難、喘鳴 生後5ヶ月のPちゃんは2日前から、発熱、咳、喘鳴で近くの小児科医を受診しました。診察をした小児科医は、Pちゃんの呼吸が速く、肋骨と肋骨の間の筋肉がぺこぺこへ込む(努力性呼吸)をしていたので、吸入治療をして、ER(救急室)に連絡を取り、PちゃんをすぐERに連れて行くようにPちゃんのお母さんに指示しました。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 17 2月 2005

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第8回 性病

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2000年12月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

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第73回 円形脱毛症 (alopecia areata)

円形脱毛症はストレスで起こるもの——と信じている人はいませんか?  円形脱毛症は、現在、自己免疫疾患の一つだと考えられています。 円形脱毛症の原因  自己免疫疾患とは、本来は「体内に侵入してきた外敵を迎え撃つ自己防御システム」である免疫システムが、自分の体の一部分を「外敵」と誤認し、その組織を攻撃してしまう病気です。円形脱毛症は、この免疫システムが、毛が生える部位である毛包を外敵だと勘違いをし、誤って白血球が攻撃をしてしまうのです。この結果、頭髪や体の他の部分の毛を失ってしまいます。  円形脱毛症は、遺伝、ウィルス感染症、環境要因等の関与も考えられています。例えば、近い家族に円形脱毛症の人(特に30才以下の人)がいると、他の家族も円形脱毛症になりやすくなります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 24 1月 2007

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第31回 尿路感染症 UTI(Urinary Tract Infection)

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2002年2月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第45回 牛肉と鶏肉は安全か?

牛肉と鶏肉は安全か? BSE (狂牛病) と鳥インフルエンザの狂想曲 (BSE and Bird flu)  昨年12月末以来、BSEと鳥インフルエンザが日本の牛丼チェーンなどの外食産業を脅かし、一般家庭の台所にまで深い影響を与えています。ワシントン州のホルスタイン種の牛1頭がBSEに感染していると分かったのは昨年のクリスマス直前でした。以来、米国産の牛肉は日本への輸入が禁止され、そのすぐ後に鶏肉も鳥インフルエンザの影響で牛肉と同じ境遇に遭っています。一方、アメリカではBSEや鳥インフルエンザで騒がれたのはごく短期間で、ステーキレストランも焼き肉屋も、現在特に影響を受けているようには見えません。3年前、日本で最初のBSE感染例が発表された時、牛肉の摂取を減らすかゼロにした日本人は朝日新聞社の調査で約6割。一方、今回のアメリカのBSE感染後、牛肉の摂取量を減らすと答えたアメリカ人は米ギャロップ社によると16パーセントに過ぎません。この日米の違いは一体どこから来るのでしょうか。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 金曜日, 1 10月 2004

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第76回 不眠症 (Insomina)

不眠症の人はアメリカで6000万人いると言われています。1か月以上不眠が続く慢性不眠症の人も人口の1割程度といると推定されていますが、それほど不眠症は一般的な病気です。不眠症は年齢が上がるに従って増え、高齢者の多くが不眠症に悩まされています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 24 1月 2007

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第102回 自己免疫疾患(Autoimmune Diseases)

自己免疫疾患という言葉を聞く機会が最近増えているのではないかと思いますが、自己免疫疾患に含まれる病気は、今では

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

5才の女の子、Aちゃんが「時々胸が痛くなる」と言う事で診察を受けに来ました。痛みは、ごく短時間しか続かないそうです。それ以外特に症状はありません。 私「胸が痛いの?」 Aちゃん「うん。」 私「恋をしているの?」 Aちゃん「???」(付き添いのお母さんだけが笑っています。)

診察室 | Ildong Kim | 水曜日, 21 12月 2005

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第58回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その1

1845年、ハインリッヒ・ホフマンという精神科医によってADHD が紹介され、この160年間に、ADHDに関する研究が何百何千となされ、ADHDに関する考え方も随分と変わってきました。今日、アメリカでは3~5%の子供がADHDだと推測され、その数は約200万人にも上り、25~30人規模のクラスに1人の割合でADHDの子が存在します。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 29 5月 2005

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第57回 シックハウス症候群 (Sick House Syndrome)

家の中の空気が大気よりも汚染されているかもしれない――ということをご存知ですか。実際に、多くの都市部では室内空気の方が大気よりも汚染されています。とりわけ、体に有害な一酸化炭素や一酸化窒素などの揮発性有機化合物の空気中の濃度は、室内の方が外気よりも高いのです。大半の人は、1日のうち8~9割の時間を家、アパート、ビルなどの建物の中で過ごします。中でも、空気汚染の被害を受けやすい乳幼児や高齢者は、平均して95%以上の時間を建物内で過ごしています。従って、室内の空気汚染は程度が軽度でも、長期間に及ぶと健康に与える影響は計り知れないものがあるのです。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 3 4月 2005

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第79回 ノロウィルス (Norovirus)

 今回は、この冬日本で大流行し、過去最高を記録したノロウィルスによる感染性胃腸炎を取り上げます。新聞報道などによると、この冬の大流行は、これまで多かった生カキなどによる食中毒というよりも、人から人への感染が中心になっているとのことです。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 7 2月 2007

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第10回 赤ちゃん

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2001年2月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

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第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第39回 血管迷走神経反射 (Vasovagal Reflex)

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第30回 ブルガダ症候群(Brugada sydrome)

症状:失神、突然死、あるいは無症状 Kさんは、仕事中急に気を失いました。救急車で、近くの救急病院に運ばれ、いろいろ検査を受けましたが原因がわからず、心臓の専門医を紹介されました。後日心臓の専門医を受診したところ、ブルガダ症候群の可能性があるということで、心臓電気生理検査を受け、その結果、植え込み型除細動器(ICD)の手術を受けることになりました。...

第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

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第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

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第85回 腹痛 (Abdominal pain)

第60回 血尿(Hematuria)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

第55回 アメリカでの妊娠と出産

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

第59回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その2

第71回 無月経 (Amenorrhea)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

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医学教育

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死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

新入生向けのオリエンテーション

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US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

中間試験

Intensive Care Unit

Introuduction: An American Medical Student

Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Preceptorship: Learning in the Community Setting

轢かれた

集中治療室

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医療室

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その3 エッチドクター? =思春期医療=

その3 エッチドクター? =思春期医療=

アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

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第7回 急性前立腺炎 (Acute Prostatitis)

質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

その6 耳垢君、君は包囲された

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第1回 のどの痛み(sore throat)

質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

第4回 高脂血症 (Hyperlipidemia)

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その8 渡米して驚く予防接種の数

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=